どうも、KYです。(@ky_rta)
世の中は「鬼滅の刃」一色ですが、我々アラサー世代には「不殺の刃」が慣れ親しんでいて落ち着くものです(笑)さて、今回もどのようなストーリーが展開されていったのか感想と願望(!?)を綴っていきます。
内容にはネタバレ要素が含まれています
第5巻を総評すると成長、そして覚醒の萌芽である
まず第5巻ですが、ザンネンながら札幌チーム(斎藤・永倉・三島)が登場しません。
くそっ、新選組コンビの活躍が楽しみで半年以上待っていたのに…!和月先生に焦らされます(笑)
チーム分けについては前回のレビュー記事をご参照ください
その代わりといってはなんですが、まさかの武田観柳が再登場。これは全然展開読めなかったですね。彼が登場したのでそのつながりで四乃森蒼紫がついにくるか!?とワクワクしながら読み進めたのですが、ザンネンながら蒼紫も持ち越し…。
ということで、今回は主に左之助&阿爛(ついでに観柳)の回でございました。
世界のスケールをまとった男、相楽左之助
第5巻はひさびさに左之助のガチな戦闘(喧嘩)となったわけですが、世界を旅してきても変わらず戦闘スタイルは徒手空拳の肉弾戦&必殺技「二重の極み」のみというシンプル構成。
しかし、その二重の極みに新たなモーションが加わりました。拳をひねるというんですかね?ボクシングでいうコークスクリューブローのような動きで拳を突き出すというもの。作中では「旋拳」といわれていましたね。
はじめの一歩をご覧になっている方は伊達英二の必殺技といえばなんとなくイメージつかめるかと
拳をひねることで体が外に泳ぐことなく最短距離で相手に拳を当てにいけるということなのでしょうね。本作でも実際に差し合いで勝利しています。
この先も二重の極みをベースに、その亜種を見ることができそうで楽しみでございます。
それにしても原作から本作へとつながる数年間、世界中を放浪してきただけあって左之助の背中は確実に大きくなっています。喧嘩の締め方にそれが表れていますね〜。彼の得てきた経験値は底が知れない!
アの三馬鹿で最初の覚醒者か…!?
本作から徐々にアの三馬鹿が素質を発揮しつつあるように感じます。その中でも成長(変貌!?)著しいのが「井上阿爛」。もともと阿爛は出自が複雑な事情であることをうかがわせていましたが、ここにきて武田観柳の影響からか思考が変化してまいりました(笑)
阿爛は過去にアメリカへ渡航しようとして失敗、そして収監されていましたのでそのあたりの経緯も関係しているのではないかと思っています。おそらく彼はお金というツールをつかって、狭い価値観の日本を飛び出したいと強く願っているのでしょうね。
しかしその執着心が仇となり、ダークサイドに堕ちてしまう可能性を予想しています。頭の回転が成長を遂げているからこそ、選択肢を迫られるシーンが到来したときに実利がありそうなルート(悪への道)を短絡的に選ぶ未来がきてしまうかもしれませんね…。
最終的には新作における「新主人公の仲間」の1人ですので、味方側にもどってくるとは思うのですが、明日郎たちと敵対する展開になるのも面白そうだなと期待しています。
次回こそは新選組コンビの活躍を堪能できるのかな?四乃森蒼紫はそろそろ本格的に登場するのかな?そうなれば北海道編で1番楽しい展開になること間違いなしなので、第6巻をワクワクしながら待ちたいと思います!
コメント